ジョギング
「お腹が空いた」「お腹がいっぱい」という感覚は、脳の視床下部にある摂食中枢と満腹中枢が刺激されて起こります。その刺激の元になるのが、血糖値です。血糖値が下がると、摂食中枢が働き、「お腹が空いた」という感情が起き、「食べなさい」という指令が出ます。
逆に食事を摂って血糖値が上がると、今度は満腹中枢が刺激されて「お腹がいっぱい」となって、「食べるのはおしまい」という合図が出されるのです。
血糖値がピークに達するのは、食べ始めてからおおよそ20分後です。ところが、早食いの人は、食べ始めてから5分もしないうちに、食べ終わってしまいます。これでは血糖値がピークに達して、満腹中枢が刺激される前に食べてしまうことになり、本当は満腹になっているのに満腹感が持てません。そのため、つい過食になり、肥満の原因になります。 また、噛むということは、色々な消化器官に「これから食べ物を送り込むから用意してくれ」と合図をするような働きもあります。その合図なしにいきなり食べ物が送り込まれると、胃はびっくりしてしまいます。胃腸の弱い人に共通しているのが早食いという調査結果もあるほどです。よく噛んで、ゆっくり味わいながら食事をとることが肝心です。
さらに、噛むことで出てくるだ液ですが、だ液の中には、でんぷんを分解するアミラーゼという強力な酵素が含まれています。ご飯に含まれるでんぷんが、だ液と混ざると、アミラーゼによって非常に早いスピードで多量の糖分が出来ます。口の中で早くも消化・分解が始まっているのです。
胃の中に入った糖分を多く含むご飯は、速やかに血液中に吸収されます。血液中の糖分の濃度が一定になると満腹感が出て来ます。つまり、よく噛むことによって、食べ過ぎないようにブレーキがかかります。
・・・じゃあ いったい何回噛めばいいのでしょうか?
→目標 一口○○回噛む に続く
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